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ロングセラー物語 第3話:株式会社龍角散 龍角散

龍角散

誰もが知っている、『ゴホンといえば龍角散』の始まりは、今をさかのぼる、江戸時代、雪深い出羽の国、秋田からでした。

ゴホン!といえば  株式会社 龍角散

  • 「当時、秋田のお殿様の御典医をしていた龍角散の初代、藤井玄淵が、幼馴染でもあるお殿様に、ぜんそくの薬を作って献上したのが、龍角散の原薬とされています。

    以来、約260年に渡り、龍角散の秘法は、藤井一族によって代々、受け継がれてきました。龍角散の名前の由来は龍(マンモスの化石)の骨、六角(鹿)の角が成分として入っていることによります。

    「明治に入ってからの廃藩置県により、龍角散は秋田藩に仕える医師だった藤井家に下賜され、桐箱に収められた一般薬として「龍角散」の販売が始まりました。桐箱に入ったアルミ缶のふたを開けると、細かい龍角散の粒子が、生薬の独特の香りとともに舞い上がり、昭和のノスタルジーを感じるという方も多いのではないでしょうか。

    その後、手軽に飲めるように、粒子を特殊コーティングし、水なしで服用ができる様に改良。口中で淡雪のようにさっと溶け、のどのあれ、のどの不快感に、いつでもどこでも飲める製品、龍角散ダイレクトを発売しました。飲みやすいミント味とピーチ味のフレイバーがあります。

    化学薬品は全く含まれておらず、妊婦さんも安全に使用できる成分は、飴や、トローチにも練りこまれていて、国内に限らず海外でも販売されています。また、最近は、アジアからの観光客が、箱単位で大量に龍角散を購入していくなど、アジア諸国での龍角散人気は根強いものがあります。

    龍角散のモットーは「現状に満足せず、常に変革を怠らないこと」。そのため厳しい品質管理が行われております。その象徴ともいえるのが、2013年から始まった、龍角散発祥の地である秋田での生薬栽培です。今後、原料は自社製を含め、すべて国内産でまかなう計画を立てています。製品発祥の故郷ではぐくまれた、安心で信頼のおける生薬による製品製造は、老舗のれんをゆるぎなく受け継いているあかしといえるのではないでしょうか。

龍角散ダイレクトシリーズ

龍角散ダイレクトシリーズ