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レポート:在宅療養支援セミナー

9/6(日)東京会場

日本在宅薬学会、理事長でいらっしゃる狭間先生をお迎えしてのユニヴ主催、「在宅療養支援セミナー」も、いよいよ2年目に突入し、今回は30名弱の薬剤師様にご参加を頂きました。セミナー開催1年目は狭間先生に「在宅業務の理論と実践」に付いてご講演を頂いておりましたが、2クール目の今回からは、地場で実際に在宅業務に取り組んでおられる薬局さん、その現場の薬剤師様に「在宅業務・生のお話」を頂く機会もご一緒に設けさせて頂きました。「こういう状況、局面になった時に、どう対応したのか?どう対応すべきなのか??」というリアリティのあるお話が満載で、参加の皆様には、自身の業務の方向性を今一度考える機会にして頂けたり、色々なヒントを持ち帰られた方も多くおられたご様子でした。

9/12(土)大阪会場

大阪会場では35名の薬剤師さんにご参加を頂きました。その中には、前週開催の東京のご講演もお聞きになったという方も居られ、狭間先生のご講演内容から受けられる刺激・感動の大きさを改めて実感させて頂いた様に思います。今回の大阪でのセミナーは、第1部の狭間先生のご講演に続いて、第2部ではハザマ薬局の新卒薬剤師としてご勤務されている、社会人1年目の先生にご登壇を頂きました。在宅業務を0からスタート、奮闘されておられる実情を踏まえて頂きながら、在宅業務に臨む大変さ、うれしさ、感動… ありありとお話を下さり、お話を聞かれたご参加の皆様も、実際に在宅業務を行っている方はご自身の中の「想い」の部分を、これからスタートされるお心積もりの方々は、内に秘められた意気込みの部分を、先生の姿に重ねておられる様にお見受けしました。

参加者の声

  • 腑に落ちることが多くあり、今後の自分のモチベーションがあがりました。薬剤師として、人として目標点が見えきた気がしました。(30代男性/東京会場)
  • 実際に狭間先生の講演に参加できて感激です!ありがとうございました。日々在宅医療に接してはいますが、「本当にこれでいいのだろうか」と自問自答しています。少しでも患者さんに寄り添えるように頑張ります。先生のお話を聞いて背中を押された気がします。(40代女性/大阪会場)
  • 薬剤師の職能を活かして「患者さんのために良くなるように」という仕事をしていきたいという気持ちを思い出すことができました。明日からの仕事にやる気が出ました。(30代女性/大阪会場)
  • 在宅の準備を整えて、患者様への声掛けだけではなく、施設を回ったりしてもスタートにこぎつけなかった為、かなり精神的に参っていたが、いろんなヒントを頂けたことに感謝致します。(40代男性/大阪会場)
  • 狭間先生のお話は自分の頭の整理になり、また刺激になりました。奈良先生のお話は生の話なので、そこでどうしたのかという実践さが伝わりました。ありがとうございました。(50代男性/東京会場)