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レポート:在宅療養支援セミナー

1/16(土)名古屋会場・1/17(日)福岡会場

名古屋、福岡と2日間の日程で、日本在宅薬学会の狭間理事長に「薬剤師が取り組む在宅療養支援の理論と実践」というご演題でご講演を頂きました。
今回のセミナーはそれぞれ2部構成とさせて頂き、第2部ではより「実践に即した内容」として、愛知の地で在宅医療に取り組んでおられる「有限会社ドラッグストアー・カミヤ」の神谷様、福岡の地で同じく在宅医療の現場に励んでおられる「株式会社薬心堂」の田崎様にそれぞれご講演を頂きました。
昨今の診療報酬改定に盛り込まれた内容からも、気運が高まっている在宅医療ですが、制度に縛られたものでなく、「想い」を持って薬剤師の仕事に邁進されている講演者のお話をお聞きになり、薬剤師としてのスタートラインに立った時の感情を想い出された方、閉塞感を感じていた薬剤師という仕事の「これからの可能性」を強く感じられた方…様々おられたご様子でした。ご参加の皆様が、お仕事に臨まれるお気持ちを前向きにされたセミナーでした。

参加者の声

  • 2015年から1年間、薬剤師にとってマイナスの内容の話しか聞かなかったが、このセミナーではプラスの内容、薬剤師の可能性を広げるような内容を聞けて、非常に自分の将来や自分の理念に自信をもつことができました。(20代男性/名古屋会場)
  • 薬剤師の志を今一度刺激される内容でした。在宅について、少しでも何かわかればと思って参加しましたが、それ以上のセミナーでした。(40代女性/名古屋会場)
  • 今後の薬剤師のあり方の打開策を聞けた気がして、とても参考になった。先生方も自分たちの未来のためにたたかって切り開いているんだと感じ、自分自身が動かねばと思った。(30代女性/名古屋会場)
  • 狭間先生のお話は以前も聞いていましたので、初回の衝撃から現実の中、イロイロ忘れてしまっていることを反省しました。田崎先生の実践的なお話は、私の現実におきかえることがたくさん。特に薬局3.0、朝礼の風景がかわるのに1年半、なかなか思うようにいかない私はすぐにあきらめていたのでもう1度、自分の芯をしっかりみつめようと思いました。ぶれないものを身につけたいですね。(40代女性/福岡会場)
  • 以前、実習生に「薬剤師は技術と情報を売る仕事」と説明したことがあります。しかし、徐々にプラスαが求められつつあるなぁと感じているところにこのセミナーに出会いました。視野がひらけたように感じています。徐々におせっかいになってかかわっていきたいと思います。(40代女性/福岡会場)
  • 新人薬剤師にもとても理解しやすい内容で勉強になりました。在宅をする中で不安な気持ちの方が強かったのですが、患者に対し自分がなにをできるか?考えることができました。貴重なお話、ありがとうございました。(20代女性/福岡会場)