薬剤師のための心と身体のスタイル提案マガジン ファーストネットマガジン

カウンセライダー日並のこみコミ通信

第29回 iPhoneにして良かった

遅ればせながら携帯電話をiPhoneに替えました。長らく使っていたガラケーが、ちゃんと充電できない状態になってしまい、やむなくという感じです。今まで何度か携帯電話を替えましたが、毎回同じ理由だったと思います。電話とメールしか使わないので全く不自由はありませんでしたが、バッテリーにお金を出すなら機種ごと替えようという、ごくありふれた動機です。

せっかく最新機種にしたのだから、思い切り機能を使いこなしてやろうと意気込んだものの、やはり使うのは電話とメールくらいです。バイクで出かけた時にMAPを使ってみましたが、結局はバイクに携帯している地図で解決しましたし、道行く人に聞けばなんら問題ないことでした。おそらく性能の極々一部しか使えていません。使わない理由はもうひとつあって、いい年をした自分が携帯を触っている姿は超ダサいという思いがあり、極力人前では使わないようにしているからです。人目につかないところでコソコソ触っているのはさらに変ですけど…。

ツルツルして持ちにくいので落とさないように気を遣うのも面倒くさいし(娘が滑らないケースを買ってくれたので解決済)、何よりも縛られている感じが良くありません。たまに持って出るのを忘れると、気づいた瞬間ドキッとして不安になり「縛られてるな~」と感じます。携帯電話に支配されている人って少なくないのでは?先日も「新しい働き方を提言する若者の集まり」で、ある人が“休日は携帯を見ないで過ごします”ということになり、実際にやってみると全く出来なかったと苦笑いしてました。
AIが進出してくると機械と共に働くかもしれませんが、人間が機械にこき使われるなんてことには絶対に嫌ですね。

AppleのIDを取得するのに、名前や住所などを入力していきますが、いくつかの質問に答えるというのがあります。例えば、幼い頃に住んでいた町の名は?とか、初めて買った車の車種は?とか。その中で10代の頃の親友の名前は?という質問があり、○○○○と入力しました。
10代の頃の親友の名前は、50代の今の親友と同じ名前でした。幸せな人生だなあ…とあらためて感じました。

iPhoneにして良かった。