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コーディネーター連載

復職の春! 先輩ママ薬剤師さんの声

4月はお子様の入園や進学で、ママ薬剤師さんは大忙しの時期ですよね。
それに伴って、お仕事にも大きな影響が出てくると思います。特に初めて復職されるママ薬剤師さんはご不安も大きいのではないでしょうか?
ユニヴではこれまでにたくさんの薬剤師様の復職を支援してきました。その際にいただいた声を集めましたので、ぜひ参考にしてください!
▼ ママ薬剤師さんのスケジュール例

34 歳・子どもの人数:1 人 (1 歳 )

家事、育児の役割を決めないようにしています。夫は不定期でお休みがあるので、役割を決めてしまうとどちらかがいないときに家事が回らなくなってしまいます。”2人とも何でもできるように”というのを心掛けてきました。
日々の流れが固まってくるまでは揉めることもありましたが、今は効率の良いやり方が分かりました。

30 歳・子どもの人数:1 人 (1 歳 )

夫との情報共有を大切にしています。
保育園のことも積極的に話を聞いて一緒に解決してくれるので助かっています。

36 歳・子どもの人数:1 人 (1 歳 )

主人は仕事の付き合いで飲みに行くことも多いのですが、子供との時間が少ないと懐かないので抱っこしても泣かれちゃうことが多々ありました。主人もこのままだとまずいと分かっ
たようで、できるだけ子供との時間を作るようになりました。今では子供もお父さんとの時間を楽しんでいるようで、家事が捗って助かっています!

 

皆さん、ご主人と協力して育児を行うことを心掛けている様子ですね!
1人で抱え込まず、夫婦で仕事と家庭を両立することがポイントのようです。

 

復職を経験された薬剤師さんの失敗談&転職談もお伺いしました。スムーズにもとの職場に復職できるのが理想ですが、どうしても難しい場合は転職にチャレンジするのも手のようです。

思い切った転職で仕事と家庭の両立に成功!

●産休育休が取りづらい職場環境

結婚後、子供を授かり会社に報告すると、社長からは「産休制度はあるけど取得した後に戻ってきてくれる保証もないし……」というネガティブな回答が返ってきました。何度か話し合いをして、最終的に「産休後に戻る」という約束でしぶしぶ産休取得を認められたのですが、「気分よく産休へ……」とはいきませんでした。
そんなトラブルがありながらも無事に出産を終えて育児休暇に入り、いよいよ職場復帰というタイミングで、社長から「人が足りないから正社員で復帰してほしい」と連絡がありました。

●パート社員として復帰、でも……

配属店舗は18時には退勤できる環境でしたが、保育園のお迎えが18時で、正社員での復帰は難しい状態でした。社長に退職の相談をしましたが、人員補充ができる見込みもなかったため、しぶしぶパート勤務で受け入れてくれることになりました。
そんな経緯から、復帰後は子供の迎えに間に合うギリギリの時間まで勤務し、土曜なども主人が休みであれば子守をお願いしできる限り出勤することにしました。2年ほどパート勤務を続けましたが、まだ小さい子供との時間を大切にしたいという気持ちと、2人目出産時の産休取得に不安を感じたため、思い切って転職することにしました。

●子育てサポートを受けられる環境へ転職

転職コーディネーターさんは、「産休育休の取得状況」「育休終了後に職場復帰する人の割合」など具体的な数字を確認して、ミスマッチを可能な限り減らしながら転職活動を進めてくれました。
面接を受けた薬局では、産休・育休の支援制度やその実績について説明してもらいました。実際に産休から復帰した薬剤師さんが勤務していて、自宅からの距離も近いので、面接を受けた薬局にお世話になろうと思いました。
職場には産休を複数回取得している薬剤師さんもいらっしゃるので、2人目の子供ができても安心して働くことができています。

 

ほかにも、ママの復職には気づきがいっぱい。これから復職を目指す方はもちろん、産休・育休に入られる方も要チェックです!

🎤復職して良かったことは何ですか?

●辛いことも多いけど、家族と離れてまた改めて家族に感謝することができた。
●世間から疎外感を感じることがなくなった。子供に母親が外で働いている姿を見せられる。
●経済的に自立できること、誰かの役に立っているという充実感。一人の人を育てていくのはとても尊いこと。でもいつか子育てが終わるころに薬剤師として誰かのためにできることがあればそれはさらに幸せなことだと思う。
●患者さんだけでなく同じ職場の人など多数の人と接することができて日々勉強になる。

 

🎤仕事と家庭の両立に心がけていることはありますか?

●初めに入職する段階でできること・できないことを明確にしておき、「子供がいるから、〇〇できない」を小出しに言わない。できることは、人一倍しっかり取り組むよう心がける。
●家事や育児を自分で完璧にやろうとしないこと。家事を後回しにしたり省いたり、溜まったりを許せるようになると、両立するペースがそれなりにできてくる。
●子育て中は迷惑をかけるのはお互い様なので、普段しっかり仕事をして良い人間関係を築いておけば、急なお休みでも対応してもらえる。そして、いつも周りに支えられて仕事をしていることを忘れずに感謝する。

 

🎤休職中に取り組んでおけばよかったと思うことはありますか?

●資格をとるための勉強、あとは自分のための時間をもっと作るべきだったと思う。
勉強と現場意識の継続。どっぷり専業主婦からの再就職は頭も体もついていかない。

 

いかがでしたか?
特に女性は、お子さんの成長や家庭との両立を念頭に置いて職場を探さなければならないことも多く、転職・復職をするにもさまざまな制約が出てきますよね。家庭と両立するには、職場・同僚の理解も不可欠です。職場内の人間関係をしっかりと築くためにも、長く安定して勤務できる環境に入社することも家庭との両立に重要なポイントとなります。ご自身のやりがい・勤務環境に求める条件を洗い出し、じっくりと復職する環境を検討してみてくださいね。

● ママ薬剤師さんの仕事と家庭の両立を応援します!

ユニヴが運営する「ファーネットキャリア」ではママ薬剤師さんが家庭と仕事を両立しやすい職場をご紹介しています。具体的な復職先探しはもちろん、「まだ復職の時期は決めていないけど、ちょっと話を聞いてみたい」というお問い合わせも大歓迎です!

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