音声だけで薬歴自動作成 ―YAKUREKI-AI―

1月にスタートした「AI搭載鑑査支援システム-OKUSURI-AI-」に引き続き、「自動薬歴作成システム-YAKUREKI-AI-」がリリースされました!
これをご覧になられている薬剤師の方ほとんどが経験あるかと思いますが、次々来局される患者さんの対応に追われ、薬歴の作成は後回し。業務が落ち着いてからまとめて作成したり、結果残業に繋がってしまったりなんてこともありますよね。
かといって服薬指導も薬歴作成も服薬管理指導料の点数に関わる重要な項目。どちらもないがしろにするわけにはいきません。
YAKUREKI-AIは薬剤師さんが患者さんに服薬指導する際の会話をマイクで聞き取りその場で画面上にテキスト化、その会話データから自動でSOAP式薬歴に変換する、というシステムです。
服薬指導をしながらその場で薬歴作成が可能なため、メモをとる必要がなく作業時間が短縮されます。また記入漏れなども防ぐことができます。
POINT
1. 服薬指導内容を瞬時にSOAP形式に変換!
AIが会話を素早く整理し、圧倒的な速さでSOAP形式に変換。
薬歴記載の時間を大幅に短縮し、残業削減を実現します。
2. 更新料金は不要、いつでも最新版!
クラウド型・ネット環境で使用できるので、在宅先で利用可能。
データを保存しておけば、後から修正も簡単にできます。
3. 圧倒的なコストパフォーマンス
手頃な価格設定、いつでも解約OKだから、安心して導入できます。
YAKUREKI-AI 使用時の流れ
❶YAKUREKI-AIのブラウザを立ち上げる。
「録音開始」ボタンを押して、患者様と薬剤師の会話を取得します。
❷取得した会話から必要な情報だけをAIが整理。
自動で音声内容がテキスト化されます。
❸ 服薬指導が終了したら「終了」ボタン押します。
その後、「薬歴作成」ボタン押すと瞬時に、”会話整理”と”SOAP形式薬歴”が作成されます。
❹ 電子薬歴にご自身のタイミングでコピー&ペーストしてください。
忙しい時間帯でも次の患者さんの前に薬歴を作成が可能です。
服薬指導中にメモをとる等の作業も不要となり、患者さんへの対応に集中していただけます。
YAKUREKI-AIに関するお問い合わせはこちらから!
利用している薬剤師さんの声
先行導入されている店舗さんにお伺いし、実際の使用感をお伺いしました!
―導入前と導入後で業務の変化
一番は薬歴作成の負担がかなり減ったことです。
今まではなかなか患者さんがいるときに全部仕上げることは難しく、SOAPのSをメモ程度に残しておいて後で空いた時間で書く感じだったので、会話が終わったその場でワンクリック押せば出来上がってそれをコピーペーストすればよいだけというのはとてもありがたく感じています。
―自動作成された薬歴のクオリティ
さすがAIといった感じでSOATそれぞれに分類分けする作業は人間より得意だなと思います。
本当に会話から正確に作り上げてくれているなといった感じです。
ただ、会話の中の温度感とか患者さんの空気から感じとることも少なからずあるので、そういった部分はあとから+α書き足すときもあります。
―費用対効果
月額費用は発生するものの薬歴にかける時間が減った分、その時間をこれまで後回しになってしまっていた業務を消化する時間にかけられているので、結果残業時間の軽減に繋がっています。なので費用対効果としては高いと思います。
1日の処方せんの枚数が多い店舗ほど実感するのではないでしょうか。
―使用感
画面はすっきりしていてとても見やすいです。
操作性も大変軽く、簡単でスムーズに使用しています。
―利用し始めて感じたメリット
聞き取った会話から自動的に要点をまとめてSOAP形式に変換、分類してくれることです。変換のスピードもとても速く驚きました。初めは薬品名などうまく変換してくれるのか不安でしたがレセコンと連動していることもあり、問題ありませんでした。(例ロバタチン→ロスバスタチン錠)
また、これは薬歴作成機能としてではないですが、先日たまたま患者さんと少しトラブルになってしまったのですが音声録音機能があったおかげできちんと確認でき、解決することができました。
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