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ON/OFFファッション通信 ART散策 「カメラを持って出かけよう」

皆さんは寒いの苦手ですか?
寒い季節はブーツやコート、マフラーなどのオシャレアイテムを楽しむには充実した時期なのですが、何かと億劫な気分にもなりますね。「用もないのに一人で散歩なんて」と、休日を家の中だけで過ごしてしまわないためにも、ちょっとアートな「写真散歩」を楽しんでみてはいかがでしょう?
近頃はわざわざカメラを持ち出さなくてもスマホなどの内蔵カメラが高性能ですから、わざわざ写真専用のカメラを持ち出すなんていう機会がすっかり減ってしまいました。

いつもの風景も四角い写真に切り取ると、ちょっとアートな日常に。

簡単なことは悪いことではないのですが、ここはひとつわざわざ「カメラを持ち出すこと」にこだわってみましょう。
もちろんカメラはフィルムでもデジタルでも構わないのですが、やはり写真を撮る、という専用の道具を用意することでアートへの取り組みにぐっと積極的な気分になります。
「じゃあ、何を撮ればいいの?」と思われるかもしれませんが、被写体は目に入るモノならなんでもOK。
日ごろ見慣れた風景や、お馴染みの物・・・あらためて写真に撮っても新鮮味が感じられないような気がするのですが、実はこれらを「写真」という四角い世界に切り取るのはちょっと難しい。いわゆる「構図」というアートといきなり対峙せねばなりません。そして、そのあと大切なのは「プリントする」ということ。
もちろんPCの画面で見ても、世界は四角く切り取られているのですが、プリントは紙ですから作品としての存在感が独特です。
見慣れているはずの日常風景もちょっと部分的に切り取ってみると、その質感や表情が際立ってくるのです。時間や気配まで、撮影したその時のまま時間を止めて四角い世界に封じ込めた作品になるのです。あとは額装して部屋に飾れば立派なアート作品。
最初は思い通りの写真を撮ることは難しいかもしれませんが、その不自由な感覚が新鮮に感じられることと思います。

カメラを持っていると、新しい風景に出会いたくなることも楽しみのひとつです。いつもの道とは違う、知らない路地を歩いてみると何もかもが新鮮な発見にあふれています。

Leica M3(1963年製)

かつてカメラの最高峰といわれた名機中の名機。販売当時は天文学的だった値段もフィルムカメラの衰退と共に手の届くところに。あえてフィルムにこだわって撮影するのも楽しいかもしれません。