調剤薬局から病院への転職事例
29歳女性
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●入職先の調剤薬局のずさんな現状
大学卒業後に調剤薬局へ入職しました。配属された店舗は、スタッフの人数に対して患者さんが多く、待合室はいつも混雑していました。その忙しさからか、事務スタッフさんがかなりの割合で調剤を行っているのが、配属初日から気になっていました。少しの期間は様子を見ながら勤務しましたが、ひどいときは調剤室にほとんど薬剤師がおらず、事務スタッフさんがピッキングと監査を行い、薬剤師名の印鑑を押していることもありました。
あまりにずさんな店舗の状態に強い危機感を覚え、一刻も早くしっかりとした職場環境でリスタートを切りたいと思い、転職を決意しました。 -
●病院への転職活動
今回の一件から、「薬剤師としての原点に立ち返りたい」という気持ちが強くなり、臨床の現場でチーム医療に携わることのできる病院で働きたいという想いを持つようになりました。未経験のためどのような病院が良いかは分かりませんでしたが、周りのアドバイスも踏まえ、「薬剤師が複数在籍していて教育・研修をしっかりとしてもらえる環境」「結婚も視野に入れていたので、結婚後も長く勤務できるような当直や夜勤が少ない環境」という点を重視して転職活動を開始しました。急性期・療養型・精神とタイプの違う3つの病院へ面接に行きましたが、1番院内の雰囲気が明るく、他職種との関わりが強いと感じた療養型病院に転職することに決めました。
実際に働いてみて、仕事は忙しいですが、前職のようなコンプライアンス違反の心配はないので、前向きに仕事ができています。心がすっきりしたおかげで趣味のスポーツも毎週のように楽しめていて、転職をしてよかったと思っています。
調剤薬局から企業への転職事例
31歳女性
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●子どもを保育所に預けられない
勤務していた調剤薬局で育休を取得していました。現場に復帰しようとしましたが、近隣の保育所がどこもいっぱいで子どもを預けることができず、一時期復職することを諦めていました。でも本当は、自宅で母と子のみの環境で育てるのではなく、子どもには小さいうちからなるべく同世代のお友達とたくさん接してほしいという思いがありました。 -
●託児所がある勤務環境への復職活動
保育所に子どもを預けられる目処は立っていませんでしたが、すぐにでも働きたいと思っていたので、少しずつ復職活動を始めてみました。
すると、薬局には託児所はほとんど設置されていませんが、企業や病院には託児所が備わっていることが多いということを教えてもらうことができました。初めのうちはずっと薬局をイメージして復職活動をしていて、企業や病院は考えていなかったので、とても驚きました。自宅近くにDI業務中心の企業求人が1件だけあったので、選考に進むことにしました。家事や子育ても両立してできる環境が整っていて、私のように子育て中の薬剤師にとってはとても働きやすそうな仕事内容でした。面接で聞いたお話の中で、託児所に1歳から入ることが可能というところも安心できました。DI業務も未経験から可能で、座って仕事ができるのも良いなと思い、ここで頑張っていこうと思いました。
実際に働き始めると、職場には小さいお子さんを持つ方がたくさん働いていて、色々相談に乗ってもらえました。この職場なら、次の子どもができた時も安心して働けそうだと思っています。
製薬メーカーから薬局への転職事例
26歳女性
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●今後の将来像が描けない配属先
大学卒業後、MRを目指していました。企業から内定をいただきましたが、その年の国家試験に落ちてしまい、コールセンターへの配属になってしまいました。翌年国家試験に合格したものの、コールセンター配属のまま仕事をすることになり、今後の将来像を描くことができず危機感がありました。また、仕事を続けるうちに、やはり薬剤師の免許を持っているので薬剤師としての仕事にもチャレンジしてみたいと思いようになり、調剤薬局への転職を考えるようになりました。 -
●調剤薬局への転職活動
奨学金を早く返済したかったことと、在宅業務にも取り組んでいきたいというキャリア設計があったので、給与は重視しつつ、調剤・在宅業務を含めて教育フォローをしっかりとしてくださる環境を探そうと思いました。未経験ということもあり、なかなか待遇面で希望の求人は見つかりませんでしたが、ドクターと良好な関係を築き、在宅件数もどんどん伸ばしているという個人薬局さんで、面接に進ませていただくことにしました。
面接で、未経験であることと奨学金の返済について話すと、社長さん・管理薬剤師さんがとても親身になってお話を聞いて下さいました。入社後半年間は、先輩薬剤師さんと同じシフトを組んで指導していただけるということを伺い、未経験という不安にしっかりと対応していただける環境だと思い入社を決めました。
調剤薬局勤務は初めてで、慣れない環境に毎日バタバタと忙しくしていますが、今までコールセンターで接客をしていた経験から、患者さんや職員さんとのコミュニケーションに関しては、問題なく楽しくお仕事をすることができています。これから在宅業務にも挑戦していけるので、とてもワクワクしています。
数字で見る他業種転職
01.どれくらいの薬剤師さんが他業種転職をしているの?
02.転職先ランキング
他業種転職を経験した方の約85%が調剤薬局へ!
転職理由は人ぞれぞれですが、調剤薬局は数自体が多いこともあり、収入面の問題やご結婚・転居・雇用形態の変化など、比較的生活に関わる理由で転職を考えた際に転職先として考えやすい業種となります。
逆に企業や病院などへの転職については、現状の業務内容・勤務環境に対する不満改善やキャリアアップを目指す方が多く希望する傾向があります。
03.みんなどれくらい経験を積んでから他業種に転職するの?
30歳前半まで、特に28歳で他業種転職をする方が多い!
28歳というと、6年制を卒業してちょうど勤務経験が3年。ある程度仕事にも慣れてきた頃ということもあり、今後のキャリアビジョンを考え始める時期ですね。
新卒で入社した会社は学生時代に選んだこともあり、入社してからギャップを感じられる方も多いようです。
3年勤務したけど業務内容が自分とは合っていなかった、給与・ 勤務環境などを踏まえて長期的に勤務できる職場ではなかった、このようなご相談を多くいただきます。その他、新卒時には挑戦できなかった業種に経験を積んだ上で改めてチャレンジしたい、といったお気持ちを持つ方も多い印象です。
またご結婚やご妊娠、転居など、生活面での変化が出始めるのも30歳前後です。ご家庭を支えるために年収をアップさせたい、結婚をしたので家庭と両立しやすい環境で働きたい、このようなご相談を多くいただきます。
またグラフから、30歳・40歳・50歳と年代が変わる前後に、他業種 転職をする方が増えているという傾向も見えます。年代が変わる節目に、改めて自身の仕事環境・キャリアビジョンを見直す方が多いのかもしれませんね。
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企業から薬局
全く初めての仕事内容ばかりで覚えるのは大変でしたが、ようやく薬剤師の仕事に触れることができてやりがいがあります。
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企業から薬局
研究職からの転職でした。1日単位の仕事である調剤薬局は私に向いていたと思います。
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公務員から薬局
中途採用ということもあって、未経験の業種だったのに指導教育体制がなかったので慣れるのに苦労しました。
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病院から薬局
調剤の基本はあるけどその薬局によってルールが違うので馴染むのに時間がかかりました。
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病院から薬局
保険の勉強が必要になったのと、医師への確認が困難になったことが大変でした
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病院から薬局
自分の説明で患者さんの服薬に対する意識が変わることに、怖さとともにやりがいを感じます。
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薬局から病院
収入は減りましたが、調剤業務に振り回されず仕事ができるのでストレスも減りました。
他業種の業務内容や勤務条件ってなかなか情報収集ができないですよね
キャリアチェンジを迷っている方は、ファーネットキャリアにお気軽にご相談ください!
コーディネーターが適性を見ながらアドバイスをさせていただきます。
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