ケース1
勤務環境が大幅変更!ワークライフバランスを整えるために転職を決意したKさん
家庭を優先した決断
私は大学を卒業してから、企業の研究職として働き始めました。結婚してからも勤務を続けたいと思っていましたが、子供の状況に合わせて中断できる仕事ではなかったため、残念ながら産休後退職することになりました。
子供が小学生になると時間にゆとりができたため、家事・育児とのバランスが取れるような自宅近くの調剤薬局を探しました。入社した薬局はとても働きやすく、調剤スキルもメキメキ成長していきました。
家庭と仕事を両立するはずが……
しかし、勤務年数を重ねるごとに処方元クリニックの患者が減っていき、手持ちぶさたな時間が発生するようになりました。
そしてある日社長から、「処方せんが減っているので、繁忙店へ異動してほしい」と声が掛かったのです。
新しい店舗は今より2倍の通勤時間が必要でしたので断るか悩みましたが、職場への不満はなく、調剤未経験から育ててもらった恩義も感じていたので、店舗異動をして働くことを決めました。
しかし新店舗は繁忙店というだけあって残業が多く、また自宅からの距離も遠いため、主人より遅く帰宅する日も増えていきました。そして生活バランスを整えることが難しいと感じたため、転職を決意しました。
自宅近辺で転職活動
自宅からの距離を最優先して求人を探してもらったところ、自宅から自転車で10分の求人をご紹介いただきました。
面接当日は、薬局の採用担当者の方が一緒に働くことになる店舗のスタッフさんと話す時間を作ってくださり、和やかな雰囲気で面接・店舗見学を終えることができました。
家から近いだけでなく、残業が発生しないようにシフトを早番に調整してくださるというお話もあり、入社を決意しました。入社してから1か月が経ちますが、とてもいい環境で仕事ができています。
前職は車通勤だったので、自転車通勤を始めた当初は筋肉痛になって大変でしたが、今はいい運動になっています。
ケース2
子育てに非協力的な職場からの転職で、仕事と家庭の両立に成功したIさん
産休育休が取りづらい職場環境
私は調剤薬局で入社4年目に、お付き合いしていた男性と結婚することになりました。1年後には子供を授かったため会社に報告すると、社長からは「産休制度はあるけど取得した後に戻ってきてくれる保証もないし……」というネガティブな回答が返ってきました。何度か話し合いをして、最終的に「産休後に戻る」という約束でしぶしぶ産休取得を認められたのですが、「気分よく産休へ……」とはいきませんでした。
そんなトラブルがありながらも無事に出産を終えて育児休暇に入り、いよいよ職場復帰というタイミングで、社長から「人が足りないから正社員で復帰してほしい」と連絡がありました。
パート社員として復帰
配属店舗は18時には退勤できる環境でしたが、保育園のお迎えが18時で、正社員での復帰は難しい状態でした。近くに協力を仰げる家族もおらず迷惑をかけてしまうと思い、社長に退職の相談をしました。しかし人員補充ができる見込みもなかったため、しぶしぶパート勤務で受け入れてくれることになりました。
そんな経緯から、復帰後は子供の迎えに間に合うギリギリの時間まで勤務し、土曜なども主人が休みであれば子守をお願いしできる限り出勤することにしました。2年ほどパート勤務を続けましたが、まだ小さい子供との時間を大切にしたいという気持ちと、2人目出産時の産休取得に不安を感じたため、思い切って転職を決断しました。
子育てサポートを受けられる環境へ転職
転職コーディネーターさんは、「産休育休の取得状況」「育休終了後に職場復帰する人の割合」など具体的な数字を確認して、ミスマッチを可能な限り減らしながら転職活動を進めてくれました。
面接を受けた薬局では、産休・育休の支援制度やその実績について説明してもらいました。実際に産休から復帰した薬剤師さんが勤務していて、自宅からの距離も近いので、面接を受けた薬局にお世話になろうと思いました。
職場には産休を複数回取得している薬剤師さんもいらっしゃるので、2人目の子供ができても安心して働くことができそうです。
ケース3
8年越しの復職!ブランクに理解のある職場と出会ったMさん
結婚・退職・子育て
私は調剤薬局に勤務して3年目に主人と結婚をしました。2年後には主人が大阪へ転勤となり妊娠も重なったため、退職をして大阪での生活をスタートしました。大阪に住み始めてからは仕事をせずに家事・育児に専念し、その後2つ年の離れた第2子にも恵まれました。
仕事からは8年ほど離れてしまいましたが、下の子どもが幼稚園に入園することをきっかけに、将来のことを考えて少しずつ仕事をしていこうと思い、復職を決意しました。
不安いっぱいの復職活動
復職については、8年間のブランクがあること、子育てとの両立がうまくできるか不安に感じていることを、転職コーディネーターさんに相談しました。すると、「即戦力を期待される環境ではなく、じっくりブランクを克服していける環境」「週2日くらいのペースで、家事・育児とバランスが取れる環境」を求人選びのポイントとしてアドバイスいただきました。初めは少ない日数から、ゆっくりと環境にも業務にも慣れていきたいと思っていたので、納得できる内容でした。
子どもを幼稚園に送り出してからの出勤になるため、「自宅からの近さ」を最優先し市内で求人を探してもらったところ、自宅から徒歩5分の薬局求人をいただくことができたので面接に伺うことにしました。
面接では薬局長から「私(薬局長)も子育ての経験があり、大変さはよくわかります。今は人員的にも少し余力があるから、ゆっくりとブランクを取り戻してほしい」というお言葉を頂きました。それを聞いて、「自分にピッタリ合う環境だ」と感じました。
入社前の打ち合わせで薬局に伺った際も2人の子どもと一緒に行かせていただき、非常に和やかな雰囲気で勤務がスタートできました。職場環境も伺っていた通り人員体制がしっかりとしていたので、子どもの急な体調不良等も相談しやすく、安心して勤務できています。
ケース4
転勤族の夫に合わせて……柔軟に異動できる薬局チェーンへ転職したYさん
結婚と転居・転職
私は大学卒業後、愛知県で病院勤務をしていましたが、「結婚をしてついてきてほしい」と主人にプロポーズされ、長野県で新婚生活、そして調剤薬局でのパート勤務を始めました。
調剤薬局は未経験でしたが、妻として家庭を支えたいという気持ちが強かったことから、時間に融通の利く調剤薬局を選びました。仕事にも慣れ順調に勤務を続けていたところ、主人の会社では2年ごとに転勤をするというルールがあることから、今度は新潟県へ転勤することになりました。
転勤の度に転職を繰り返し
その後も2度の転勤があり、その都度転居先で調剤薬局に転職をしました。
「また2年で転勤するだろう」という気持ちもあり、それぞれの薬局のやり方に沿って仕事を続けましたが、環境によっては大きなギャップを感じる職場もありました。
これからも転勤が続いていくことを考えると、転職の際に掛かるストレスが少ない職場を選んでいきたいという気持ちが強くなり、転職活動に本腰を入れることにしました。
調剤薬局チェーンへの転職
薬局ごとに仕事のやり方が違って戸惑うことが多いことを転職コーディネーターさんに相談すると、「チェーン薬局で勤務をして、旦那さんの転勤と一緒に異動するのはどうでしょうか?チェーンなら統一のマニュアルがあるので店舗が変わってもストレスを軽減しやすいこと、継続して働くことで毎年昇給があり収入面が安定しやすいこと、退職金の積み立てもできる可能性があることなど、Y さんにとってはメリットが多いと思います」とアドバイスを頂きました。
そこで紹介してもらった薬局の中から、全国に展開しているチェーン薬局と、主に東日本で展開をしているチェーン薬局の2社へ面接に行くことにしました。面接では仕事のマニュアルなどを見せていただき、配属予定の店舗で仕事の流れを説明してもらいました。
どちらの薬局も仕事の流れはほぼ同じように感じましたが、店舗の雰囲気と、おそらく主人は東日本での転勤が続くことから、転職先としては東日本中心の薬局を選びました。
入職後も違和感なく仕事をすることができ、現在で入社8年になります。異動先にも恵まれていて、転職することなく順調に勤務ができています。
職場への不安や不満がありお仕事環境について相談したい方は、ファーネットキャリアへお気軽にご相談下さい!
いかがでしたか?
女性は、お子さんの成長やご主人のお仕事に合わせて
勤務環境を変えなければいけなかったり、どうしてもお仕事から離れないといけない
期間ができてしまったり、家庭との両立を念頭に置いて職場を探さないと
いけなかったり……、転職・復職をするにも様々な制約が出てきますよね。
家庭と両立するには、職場・同僚の理解も不可欠です。
職場内の人間関係をしっかりと築くためにも、長く安定して勤務できる
環境に入社することも家庭との両立に重要なポイントとなります。
ご自身のやりがい・勤務環境に求める条件を洗い出し、
じっくりと転職活動を行ってみて下さいね。
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