【沖縄】保護者と高校生のための進路相談会&奨学金スペシャルセミナー
運営:株式会社まなびシード 久米 忠史
奨学金アドバイザーとして2005年から沖縄県の高校で始めた奨学金講演会が「分かりやすい」と評判を呼び、全国で開催される進学相談会や高校・大学等での講演が年間150回を超える。
セミナー動員内訳
宜野湾会場 | 6/1(土) | 6/2(日) |
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来場者総数 | 1,202名 | 1,046名 |
親子での参加 | 447組 | 279組 |
保護者のみで参加 | 385組 | 302組 |
生徒のみで参加 | 21名 | 20名 |
その他 | 教員2名 | 0名 |
会場/薬学部進学相談ブースの様子
「薬学部進学相談ブース」で多かった質問
Q.薬学部を卒業するまでに学費はどのぐらいかかりますか?
A.大学によっても異なりますが、国公立の場合は約400万円、私立の場合は約1,200万円ほどです。薬剤師国家試験に合格しなかった場合は予備校に通う方が多く、年間約100万円かかります。
Q.薬剤師になると安定した生活が送れると聞くのですが本当ですか?
A.薬剤師は資格職ですので、今はまだ売手市場の業界と言えます。ただし、昨今薬業界も変動が激しく、資格があれば仕事があるという時代ではなくなっていくかもしれません。また、在学中に多額の奨学金を借り、卒業後の返済に苦しんでいる薬剤師も少なくありません。なぜ薬剤師になりたいかという動機を親子でしっかり話し合ってみると良いかと思います。
Q.奨学金の支援をしてくれる薬局や病院があると聞いたのですが?
A.全国には日本学生支援機構の奨学金とは別に奨学金を支援してくれる自治体や団体、企業が存在します。
奨学金の支援をしてくれる薬局や病院は支援方法が2種類あります。
①在学中に学費を援助
②就職後に奨学金返済の一部を肩代わり
ユニヴが運営する薬学生のための就活サイト「ファーネット」では奨学金のことがわかる「奨学金支援ナビ」というページを用意しています。奨学金の支援をしてくれる全国の薬局や病院も掲載していますのでご参考ください。
たくさんの高校生と保護者が来場され、進路と奨学金に関する関心の高さが伺えました。
普段から薬学生さんの奨学金支援に関するサービスを提供させていただいておりますが、今回薬学部進路相談ブースとして参加し、学費面での不安や疑問を抱えている方の多さに改めて驚きました。来年度の入学からは高等教育(大学など)における学費の減免制度の導入や給付型奨学金が拡充されますが、まだまだ十分ではありません。ユニヴでは、よりたくさんの方に奨学金のことを理解してもらえるよう、さらに活動に力を入れていきたいと思います。薬学生、薬剤師の奨学金について疑問や不安がございましたらお気軽にご相談ください。