大手調剤薬局から在宅業務に力を入れている中小薬局への転職事例!
28歳 女性
入職先の調剤薬局のずさんな現状
私は大学卒業後に大手の調剤薬局へ入職しました。配属された店舗は、薬剤師の人数が10人以上、一日の処方せん枚数が300枚以上のとにかく忙しい店舗でした。待合室はいつも混雑していて、とにかく患者様をお待たせしないように、手を動かし調剤業務に励む毎日でした。患者様とのコミュニケーションを大切にしながら、人のためになりたいと考えていた私にとっては、ほぼ作業だけの単調な毎日がとても辛く思えてきました。
医療モール内にあるさまざまな処方せんが来る薬局だったので、薬の知識や調剤のスキルは身につきますが、これからピッキングロボットのように業務の自動化が進んできたときにこの経験は本当に役に立つのかどうか?そんな不安にも駆られました。
こういった思いから、患者様との対人スキルを高められる職場環境でリスタートを切りたいと思い、転職を決意しました。
在宅業務に力を入れている中小の調剤薬局への転職活動を開始
転職を行うにあたり、まず原点に立ち戻りました。自分はなぜ薬剤師を目指したのか?
一番の理由は、「看護師としてたくさんの命を救ってきた母親に憧れていた」からです。そう、私はそんな母のようになりたいと思って医療関係に進み、薬剤師になったのです。だからこそ、目の前の患者様と向き合える職場を探したいという思いで、ユニヴのコーディネートサービスにお願いすることにしました。そこで提案を受けたのが、在宅業務に力を入れている中小規模の調剤薬局でした。外来では扱っている科目も多く、調剤の知識も豊富に身につけることができ、しかも今後必ず必要になってくる在宅業務での経験も積むことができ、患者様一人ひとりとコミュニケーションを取りながら薬剤師としての職務を果たせるという点に非常に魅力を感じて、面接・見学を決めました。
面接・見学
実際に面接・店舗見学に行ってみると、とても良い人柄の社長様と直接お話をさせていただくことができました。業務内容への不満だけでなく、シフトの融通が全く利かない点、有給が自由に使えない点、サービス残業が状態化している点、こういった労働面での悩みも親身になって聞いていただきました。
そして、「うちに来ればすべてが解決できるよ」「良い環境で働けた方が早く成長できるから」と非常に心強いお言葉を頂きました。しかも、その場で内定を下さり、私もすぐに内定承諾のお返事をさせていただきました。
私が一人暮らしという話をすると、帰りがけに「これからごはんを作るのは大変だから」と、なんとお土産で高級肉店のお弁当を持たせてくれました。
大手の調剤薬局の場合は、実際に配属になるまで店舗見学ができず、薬局の雰囲気が分かりませんが、中小の調剤薬局の場合は実際に働く店舗の見学もできて、社長様やスタッフのお人柄にも触れながら、職場を決められるところが非常に魅力的だと感じました。
アットホームな職場環境の中で、在宅業務の仕事を通じて患者様の心に触れることができ、さらにはプライベートの時間も十分に確保できるようになったので、転職をして本当に良かったと思います。
新卒で入職してからは、辛くても「まずは3年はやらないと」と思っていました。
しかし、自分に適した環境の方が成長できるとアドバイスを受け、勤務1年半という短い期間での転職でしたが、早いタイミングで動いて大正解でした。
500床の総合病院から健康サポート薬局への転職事例
29歳 男性
上司のパワハラがひどく、職場に行くのが辛くなってしまった……
患者様の病状にしっかりと向き合い、薬剤師としてのスキルを高めたいという思いで病院勤務を志望し入職をしました。しかし入職をして1年が過ぎる頃から、薬剤師に割り当てられる業務が増え続けて労務環境が段々と厳しくなってきました。時間内に仕事が終わらないと薬局長をはじめ上層部からの罵声が飛び交い、受付で待たれている患者様から大丈夫ですかと心配のお言葉を頂くほどひどい環境でした。
それでもどうにか薬剤師としてのスキルを磨き頑張っていきたいと2年半ほど勤務を続けましたが、パワハラが横行する劣悪な労働環境により退職者が相次いで出ている状況の中で、「何のために頑張っているのか」が全く分からなくなってしまい、途方に暮れていました。
しかし、相談に乗ってもらっていた転職経験のある学生時代の友人からもらった「職場を変えなければ解決できないことがある」という言葉が胸に刺さり、思い切って転職を決意しました。
もう一度自分が何をしたいのかを振り返り転職活動を開始
初めての転職でしたが、転職エージェントであるユニヴのコーディネーターさんに「転職で何を叶えたいのか」という質問を頂き、改めてじっくり考える機会ができました。
まず就職活動の際に「患者様の病状にしっかりと向き合い、薬剤師としてのスキルを高めたい」と掲げた思いが、本当に自分の本音だったのかを振り返ってみました。最初は志を高く持っていましたが、現実は上司のパワハラ、サービス残業、夜勤の辛さなどからそのような志はみるみるうちに消えていってしまいました。
一度社会に出て働いてみて改めて考えてみると、患者様のためになりたい、スキルを高めたいという思いはもちろん大切ではありますが、その土台として「人間関係が良い職場」「安定した収入」「プライベートの充実」この3点が無いと、モチベーションが保てないことに気が付きました。
そこで、今回の転職では、第一にこの3点を叶えたうえで、患者様のためになれていることが実感できて、これからの時代を生き残っていけるスキルを身につけられる職場を探したいと思い、ユニヴのコーディネーターさんに自分に合う職場を探してもらうことにしました。
500床の総合病院から健康サポート薬局へ
私の思いを汲み取ってくれたコーディネーターさんが紹介してくれた薬局は、健康サポート薬局でした。
調剤薬局の薬剤師は、今後ますます「医療の身近な相談役」としての働き方が求められます。調剤薬局の経営では、かかりつけ薬剤師指導料や地域支援体制加算の対象になれるかが薬局戦国時代を生き残る重要なポイントであるとのこと。
5年後10年後のことも考えた場合、こういった取り組みを今から行っている薬局で働くことで、本当の意味で安定した収入が得られ、プライベートも充実すると感じ、面接に行くことにしました。
面接では、社長自らが店舗を案内してくれて、実際に相談している患者様を見ることができ、スタッフの方々ともお話をすることができました。スタッフ全員が患者様に本気で向き合っている感じがして、学生時代に抱いていた「患者様の病状にしっかりと向き合い、薬剤師としてのスキルを高めたい」という思いが叶う薬局であると感じました。
それだけでなく、年収も130万円アップし、350万円から480万円に! 収入が上がるだけでなく、休みもしっかり取得でき、夜勤・当直もなく、プライベートも充実するという点も非常に魅力的でした。
将来的にはかかりつけ薬剤師として働くことで、営業時間外での対応も出てくると思いますが、遅かれ早かれそのような時代が来るのであれば、若いうちからチャレンジしてみようと思い入職を決意しました。
重要ポイント
皆様に質問です。
病院や薬局が大前提として求職者に求めていることはなんでしょうか。
その答えは、こちらです。
- ① 長く働いてくれるか
- ② 自社を第一志望で考えてくれている
法人は経費をかけて人材を教育していくので、当たり前ですが長く働いてくれる方を希望します。また、機会ロスをしないためにも、実際に内定を承諾してくれる可能性の高い求職者に内定を出します。
厳しい転職市場の中で、内定を勝ち取るためには、この2点がしっかり伝わる志望動機を考えることがとても重要です。
面接官がよく聞く5項目
- ①転職理由
※伝え方次第で不採用になることも!ネガティブな印象を与えないように入念に対策をする必要があります。
- ②なぜ薬剤師を目指したのか?
- ③これからどういう薬剤師になりたいのか?
- ④シフト、ヘルプ・店舗異動の可否等、柔軟性に関わること
- ⑤何か質問はありますか?
※これが一番怖い質問です。どんなに志望動機をアピールしても、質問がなかったり、質問の内容が薄かったりすると志望度が低いと判断されてしまいます。必ず、労働条件ではなく、業務に関する質問を3~4個用意しておきましょう。
また、法人が求職者に興味を示しているときは必ず他社の面接状況を聞いてきます。内定を出したら来てくれるかどうか気になりますからね。そのときは、正直に他の選考があることを伝えてください。ただし、その中でも希望順位が高い旨は必ず伝えることがポイントです。
厳しい転職市場の中で内定を勝ち取るポイントはまだまだたくさんありますが、今回はここまで!
もし今の職場に不満をもっているのであれば、もし今よりもHAPPYなワークライフを送りたいと思っているのであれば、ファーネットキャリアにご相談ください!専任コーディネーターがあなたにとって最適な職場をご紹介し、第一希望の病院・薬局から内定を勝ち取る方法を教えます。
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