薬剤師 総回答者数:145名
Q1 1年前と比べ、患者数(処方せん枚数)に変化はありましたか?
Q2 Q1で「ある」と答えた方は、どのような変化がありましたか?
理由
- ・受診抑制、処方日数の長期化。(外来患者:減少/調剤薬局:クリニック前)
- ・隣接のクリニックがコロナの影響で閉院のため。(外来患者:減少/調剤薬局:面受け)
- ・コロナ患者を受け入れており入院制限しているため。(入院患者:減少/急性期病院)
- ・外来患者は、90日処方が多くなりその分枚数が減った。0410対応も多かった。施設在宅や個人在宅はこのご時世のせいか、やや増加した。(外来患者:減少、在宅患者:増加/調剤薬局:総合病院前)
- ・門前がメンタルクリニックのため。コロナの状況が長く続いてるので、不安、不眠を訴える人が増え続いている。
(外来患者:増加/調剤薬局:クリニック前) - ・内科の門前だが、風邪の患者や発熱外来の患者が微増した。在宅医療を本格的に始めた。
(外来患者:増加、在宅患者:増加/調剤薬局:クリニック前)
Q3 1年前の同時期と比べ、勤務時間・日数に変更はありましたか?
理由
- ・大手の直営店になり作業量が増加。(増加した/調剤薬局:クリニック前)
- ・急な入院が増えたり、ICT活動が増えたりした。(増加した/慢性期病院)
- ・コロナ対応で手間が増え残業が増えた。(増加した/調剤薬局:クリニック前)
- ・処方枚数が減少傾向にあるが、処方日数が多くて調剤に時間がかかるため、必要な人員は減らせない。
(特に変化はない/調剤薬局:クリニック前) - ・営業時間を変えていないから。(特に変化はない/調剤薬局:面受け)
- ・外来減少により人手にゆとりが出たので。(減少した/調剤薬局:総合病院前)
- ・処方せん数が減ったので、パートの時間を減らされた。(減少した/クリニック前)
Q4 1年前と比べて、ご自身の収入に変化はありましたか?
Q5 Q4で「ある」と答えた方は、どのような変化がありましたか?
Q6 お勤めの職場での感染予防対策は⼗分なものだと思いますか?
理由
- ・パーティションを立て、換気に気をつけ、1日2回のアルコール清拭、その他コンタミがあればこまめにアルコール清拭・次亜塩素酸での処置。(思う/調剤薬局:⾯受け)
- ・換気、消毒、パーティションしています。職員の⽣活態度も、整えている。(思う/調剤薬局:クリニック前)
- ・CO2濃度計がほしい。(思っていなかったが改善されつつある/調剤薬局:⾯受け)
- ・会議がオンラインで⾏われるようになった。(思っていなかったが改善されつつある/慢性期病院)
- ・ノーマスクの患者も普通に来客され、患者様に対してのマスク強制⼒はないため。
(思わない/調剤薬局:クリニック前) - ・密な状態で、出張も許可されている。緊急事態宣⾔発令時は週に数回在宅勤務だったが、まん延防⽌発令時は100%出勤。(思わない/企業)
- ・医師のゴーグル着⽤率の低さ、⾷事中の会話が⾒受けられること。(思わない/急性期病院)
Q7 新型コロナウイルスに対する就業先での取り組みについて教えてください。
- ・患者に消毒⽅法を配信、次亜塩素酸⽔の無料配布など。(調剤薬局:⾯受け)
- ・マスク、⼿洗い、⼿指消毒、対⾯シールドは通常で感染者対応はフェイスシールド、ディスポガウン、キャップ、グローブで⾝⽀度しお⾦もアルコール消毒。(調剤薬局:クリニック前)
- ・定期的な消毒、換気。(調剤薬局:クリニック前)
- ・緊急事態宣⾔発令時のみ、週に数回在宅勤務。(企業)
- ・熱が出たら2.3⽇⼀緒に勤務していた⼈はしばらくお休みになる。(調剤薬局:クリニック前)
- ・かなり早い段階で、ビニールカーテンを、導⼊。それ以外でもオゾン清浄機、空気清浄機、患者の座る椅⼦の間に⼊れる、シールドなどさまざまな対策をしている。(調剤薬局:総合病院前)
- ・コロナ患者の使⽤した廃棄物は別で処分している。(調剤薬局:クリニック前)
- ・コロナ病棟設⽴(急性期病院)
- ・県外へは、冠婚葬祭以外⾏ってはいけない。会⾷は5⼈までで、場所と⼈数の申請を義務づけられている。家族で県外から⼊った⼈がいたらPCR検査の義務付け(本⼈実費負担)。1年以上、MR、MSの訪問禁⽌。とにかく厳しいです。
(ケアミックス病院) - ・⾚外線機器による空間除菌と医療⽤空気清浄機を常に稼働。(調剤薬局:クリニック前)
- ・患者様とお話を始める前に、マスクの正しい付け⽅をお伝え。(その他)
- ・感染チームによる時事的情報の収集と、よりよい感染防⽌の実践がおこなわれている。また、研修を続けているため、周知徹底、予防に努めていることを確認できる。予防接種を実施し時事的にマッチした⾏動を⼼掛けている。
(ケアミックス病院)
Q8 コロナ禍において、ご⾃⾝の仕事に対する意識・モチベーションや具体的な取り組みに何か変化はありましたか?
あった
- ・もっとリスクの⾼い職種があるのにワクチンを⽐較的早く打てたことで取り組みの意慾が上がった。
(調剤薬局:クリニック前) - ・日常のありがたさ、対⾯出来るありがたさを感じ、来局者の些細な⾔動にも注意し以前以上に接遇アップに繋がった。コミュニケーションスキルがより⼀層⾝についてきた。(調剤薬局:クリニック前)
- ・患者の不安を取り除けるように配慮した。(調剤薬局:医療モール)
- ・薬剤取り扱いの中で、いかに最低限⾮接触できる⽅法を模索する意識が芽⽣えた。(ケアミックス病院)
- ・環境改善に、社⻑とともに取り組んだ。(調剤薬局:クリニック前)
- ・やっぱり下の⽴場だと上にものが⾔えないなと思ったので、マネージャーになろうと思いました!(ドラッグストア)
- ・より⼀層「薬を渡す⼈」と認識されている事を実感し、辟易とした。(調剤薬局:総合病院前)
- ・旅⾏などプライベートの楽しみがなくなったため、メリハリがなくモチベーションが下がりがちだった。(急性期病院)
- ・給料が下がりモチベーション、⼠気が下がった。(調剤薬局:クリニック前)
- ・薬剤師としての存在意義を考えさせられた⼀年と共に、経営者の危機管理意識の低さが明らかになった。
(調剤薬局:クリニック前)
なかった
- ・コロナ対策は誰もが取り組んでいること。自分が薬剤師としてやるべきことは特に変わらないと思うので。
(調剤薬局:クリニック前)
Q9 コロナが原因で現在の職場や働き方を変えたいと思う(思った)ことはありますか?
理由
- ・在宅勤務できるのに出勤し、薬剤師でなくてもできる仕事をするなら、現場で直接役⽴てるような仕事がしたい。
(少しある/企業) - ・コロナだからこそ今の職場で薬剤師として働きたいから。(ない/急性期病院)
- ・隠れていたものが明るみに出てきた(ない/急性期病院)
- ・退社します。(ある/調剤薬局:クリニック前)
- ・コロナの影響をあまり受けていないので。(どちらともいえない/慢性期病院)
- ・今の状況でコロナ禍に対応する必要があると思うため(ない/調剤薬局:クリニック前)
- ・長引く感染状況で同僚の疲労感も感じるが、みんな⼝に出さず限界のところまで働いている。⾃分も迷惑をかけられないので同じ場所で働こうと思う。(ない/調剤薬局:クリニック前)
- ・1つの医療機関に縛られたくなくなった。(ある/調剤薬局:クリニック前)
- ・業務量やリスクの増加にもかかわらず、減給したため。(少しある/急性期病院)
- ・当社は他の会社がやっているからやるって感じなので、より従業員を⼤切にしてくれている会社に移りたいと思いました。(ある/ドラッグストア)
Q10 コロナ禍において医療現場で働く中で思われたこと、感じられたことを⾃由に教えてください。
- ・医療現場がひっ迫していると連⽇ニュースで報道されているが、薬局はさほど変わらず医療⼈としてコロナ対策に対して貢献できることがなくもどかしいと感じている。(調剤薬局:総合病院前)
- ・売上が下がっているので、本社からのコスト削減の圧⼒は強くなった。(調剤薬局:⾯受け)
- ・患者さんに労っていただいたりすると、もっと頑張ろうと思えます。(調剤薬局:クリニック前)
- ・⼊局拒否ができないのが、患者側の⽢えにつながりクラスターができると思う。法律で取り締まらないと改善しない。(調剤薬局:クリニック前)
- ・⾯会などが難しいため、⼊院患者の精神状態維持が⼤変。(急性期病院)
- ・プライベートも犠牲にして働いていても、なかなか終息しないどころか逆に悪化している状況にやるせない気持ちになる。(急性期病院)
- ・医療従事者ということで、⼀般の⼈より制限されることの不公平感がある。「GO TO」事業などは、初めから蚊帳の外。いい加減にして欲しいと思う。(ケアミックス病院)
- ・感染リスクはあるが、休業要請の対象外で仕事を奪われないのはメリット。(調剤併設ドラッグストア)
- ・コロナ医療の最前線で働いている⽅の苦労を思うと、院内クラスターを出さないようにケアを頑張ろうと思います。
(慢性期病院) - ・今まで、病院減らしたことが響いている。医療がどれだけ進んでも、マンパワーは⽋かせない。利益ばかりで⼈員削減したり、病院を減らしたりせず、柔軟に対応できるように考えられたら良いのですが、難しいですね。
(調剤薬局:クリニック前) - ・自分の⾝を守りつつ、職員や薬局に訪れるお客様⽅の安全を守る使命感を、より強く思う機会となっています。⽇本における国⺠への医療教育の必要性も痛感しています。
(調剤薬局:クリニック前) - ・収益が少なく、昇給が微々たるものでした。補助⾦求む。(ケアミックス病院)
薬学生・新卒(21卒) 総回答者数:136名
Q1 現在の就職活動の状況を教えてください。
Q2 コロナ禍における⼤学の授業スタイルについて教えてください。
Q3 コロナの影響で大学を休学、退学することを考えたことはありますか(ありましたか)?
理由
- ・特に⽀障はなかったので考えていませんでした。アルバイトができないのは⾟かったですが、節約をしていました。
(ない(なかった)/6年⽣・奈良県) - ・幸い、親の収⼊はほぼ影響がなかったので。(ない(なかった) /21卒・兵庫県)
- ・5年⽣まで進級しており、残りの年数を考えたとき、ストレートに卒業し就職することが⼀番経済的だと考えたためです。
(ない(なかった) /6年⽣・神奈川県) - ・あとは国家試験対策のみだったので、親の年収も低下したが卒業したほうがメリットが⼤きいから。(ない(なかった)/21卒・⻑崎県)
- ・昨年の春ごろ(最初の緊急事態宣⾔の頃)は、国試や卒試があるにも関わらず鬱々とした気持ちになり、気が滅⼊って⼀時は休学すらも考えた。(ある(あった)/21卒・愛知県)
- ・学費が厳しくなった。(ある(あった)/6年⽣・北海道)
Q4 アルバイトをしている(していた)⽅にお聞きします。コロナの影響で収⼊に影響はありましたか?
Q5 Q4で「ある」と答えた方は、どのような変化がありましたか?
理由
- ・年間で約20万ほど減った。(収⼊が⼤きく減った/21卒・千葉県)
- ・アルバイト禁⽌と学校から指定されてしまったので、収⼊はなくなりました。(収⼊が⼤きく減った/6年⽣・奈良県)
- ・テーマパークでの勤務だったためシフトが減りバイトによる収⼊はゼロになった。(収⼊が⼤きく減った/21卒・三重県)
- ・塾講師をしているため、⻑期休暇の特別講習が稼ぎ時ですが、コロナの影響で実習期間が⼤幅に変わり⻑期休暇に被ってしまったため、収⼊は減りました。また、緊急事態宣⾔中はもちろんですが⾃粛していたため、収⼊がありませんでした。(収⼊が少し減った/6年⽣・福岡県)
Q6 すでに内定を貰った⽅、新卒(21卒)の⽅にお伺いします。
選考開始から内定までのフローについて教えてください。
- ・オンラインのところもあれば、対⾯のところもあった。(6年⽣・兵庫県)
- ・県内は対⾯、県外はオンライン。(21卒・宮城県)
Q7 コロナは就職活動にどのような影響がありましたか?(複数選択可)
Q8 新卒(21卒)の⽅にお伺いします。
コロナ禍の受験勉強でよく利⽤したサービス、あってよかったと思ったサービスを教えてください。
Q9 Web(オンライン)で就活をすることについてどう思いますか?(複数選択可)
Q10 オンラインが中⼼の⽣活で良かったと思うことを教えてください(⽣活⾯、就活⾯問わず)。
- ・通学をしなくてよくなったので時間に余裕ができた。(6年⽣・北海道)
- ・学校まで往復で4時間かかり、電⾞酔いしやすいため通学の時間もあまり勉強に使うことができなかったので、オンライン授業に切り替わってからは⾃由時間も増え、睡眠時間を気にすることが減ったのは良かった。(6年⽣・愛知県)
- ・乗り気のしない飲み会など無駄な⽀出が減ったように思う。また家でゆっくりできたり、⾃分を⾒直す時間が増えたのは良かった。(21卒・⻑崎県)
- ・無駄遣いが減った。(21卒・神奈川県)
- ・オンラインを中⼼に薬学部以外の⼈とも交流する機会が持てた。⾃分の時間が確実に持てたことで、勉強以外のことにも挑戦できた。就活を⾒直すきっかけになった。(21卒・三重県)
- ・地⽅住みでも全国のセミナーを受けることができる。(5年⽣・⽯川県)
- ・研究活動で無駄な実験を⾏わずに済み、卒論もうまくいき国試対策や実務実習に専念できたので、むしろこの状況でなければ、今の⾃分の学⼒はなかったと思う。(6年⽣・千葉県)
Q11 オンラインが中⼼の⽣活で良くなかったと思うことを教えてください(⽣活⾯、就活⾯問わず)。
- ・メリハリが無くなり、他⼈の⽬も無いので、対⾯よりも授業にしっかりと集中できていなかったと感じる。また、他の学⽣の様⼦も分からないので、⾃分がどこまでできていて、それは周りとどのくらい差があるのかが分からず、不安もあった。(6年⽣・愛知県)
- ・国試がある年のオンライン中⼼は、周囲の進度やどれくらい勉強してるのかなど分からず、なかなか励みにならず⾟かった。(21卒・愛知県)
- ・自由に時間活⽤できる分、昼夜逆転など⽣活リズムが乱れた。(21卒・⼤阪)
- ・実際に合わないとその⽅や会社の雰囲気を知ることは難しいと感じた。⼈脈が広がることもないと感じた。
(6年⽣・福岡県) - ・あまりにも⼈と会わなすぎて憂鬱になってしまうこと。(1〜4年⽣・埼⽟県)
- ・オンライン講義といった配信タイプのものが増えたため、時間の管理をしっかり⾏なっていく必要が今まで以上に求められたことが慣れるまでは⼤変に感じました。(6年⽣・神奈川県)
前回の調査結果はこちらより!