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WEB連載

薬に頼らない薬剤師ゆみぽが伝える 心と身体が笑顔になる栄養学

第1回「梅雨の時期の過ごし方」

皆さん初めまして。

薬に頼らない薬剤師のゆみぽと申します。

患者さんとお話している中で、「私たちの身体と心は食べたもので出来ている」と感じ、2014年より東洋医学をベースにし、「薬に頼らない薬剤師」として活動をしています。

「時に薬を飲むことは必要」、しかし「その原因にアプローチする」

という考えのもと、Instagramを中心に活動しております。

 

 

主に、レシピ開発やワークショップ、レシピ本掲載、個別の体質診断の情報を漢方や薬膳、マクロビオティックやアーユルヴェーダなどの知識を取り入れ発信しております。

よろしくお願い致します。

 

 

さて、今回は、「梅雨の時期の過ごし方」について記載します。

梅雨になるこの時期、

・身体がだる重い

・なんだか頭が痛い

・めまいがする

・からだが浮腫む

などの症状が出ている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

体質にもよりますが、私たちの身体は雨が降ると必要以上に水分を溜め込みやすくなります。

それを「水滞(すいたい)」と呼びます。

 

水は身体の水分の総称で体液や汗、唾液、胃液、腸液、尿などがそれに当てはまります。また、水が滞ることにより肌に潤いがなくなってしまうという症状も出てきます。

 

体内での水分の調整が上手くコントロールできないと、上記のようなことが起こることがあるのです。

 

また、働きすぎやストレスを抱え込むと水滞の症状が現れることがあるので、適度な運動やリフレッシュもしましょう。

 

そのような方におすすめな食材が、

・海藻類

・豆類

・カリウムを含む食材

がおすすめです。

カリウムは水分を外へ排出する働きをしてくれます。

※カリウムを含む食材は腎機能低下がしている方は、お医者さんに相談してください。

 

また、朝の週間として、「白湯」を飲むこともオススメの1つとなります。

むくみが軽減されやすくなりますよ。

 

油物や冷たいものの摂りすぎにも注意してみてください。

 

 

漢方では「五苓散」が身体に溜まった余分な水分を外へ排出しやすくしてくれます。

 

雨や梅雨の時期に体調を崩しやすい方は以上のことを意識してみてくださいね。

以上、薬に頼らない薬剤師ゆみぽでした。

Instagramは@yumipo.aです。

ぜひ、遊びに来てくださいね♩