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カウンセライダー日並のこみコミ通信

第28回 就活は無事終了

次年度に向けての就活も、何とか無事に終了しました。3月16日に法務省大阪矯正管区の就労支援スタッフ職の採用試験を受け、無事に合格しました。公共は基本的に随意契約にはなりませんので、一般の応募者と同じ条件で、作文を書き面接を受けました。作文のテーマは昨年と変わりませんでしたが、出来栄えは昨年の方が良かったですし、面接も昨年の方がリラックスできていたと思います。実際の仕事内容を知ってしまうと、つい知っていることを書きすぎて内容が薄くなってしまいました。面接では、知っている人ばかりが並んでいるので変に緊張して、その割には答え方が雑になってしまったことを反省しています。

何とか4月以降の仕事を確保してホッとしたら、ふと1年前のことを思い出しました。毎週ハローワークの新着求人を見て、応募先に書類を書き、面接の日程に右往左往しながら毎日を過ごしてました。
実は1年前のちょうど今頃、熊本から平戸へ旅に出ました。戻ってから何日かして熊本に地震が起こったのです。こみコミ通信に旅日記を載せるつもりで、写真や原稿を書き溜めていたのですが、到底載せる気持ちにならずお蔵入りさせました。

九州へはフェリーで渡りました。夜の7時くらいに神戸を出港して、朝の6時くらいに大分に着きます。これは「弾丸フェリー」と言う船で、0泊3日という行程と金額の安さが売りです。船で寝て九州に着き、その日一日現地で遊んで夜の船でまた寝て帰るという荒業です。往復予約をしても復路は日を選べますので、私は熊本と平戸でそれぞれ一泊して、のんびりとした船旅を楽しみました。ただ、帰りの船が朝7時くらいに神戸に着くのですが、9時から大阪で面接の予定が入っていて、しかもそれは最後のチャンスとも言える面接で、もし船が天候などで遅れたなら面接時間に間に合わないというスケジュールでしたので、何ともいえない気持ちで旅の終わりを過ごしていました。

結局、そこまでして受けた面接も結果は不採用だったのですが、4月以降にしぶとく就活した甲斐があって、大阪矯正管区に勤務することができました。毎年、就活をしなければならない身ですが、今年は大きな節目になりました。13年間勤務した場所を離れることになります。毎日ではありませんが、13年間仕事をした場所と縁が無くなるのは感慨深いことです。私をカウンセラーとして育ててくれた場所でもありました。とても感謝しています。

4月からはまた新しい仕事がスタートします。こみコミ通信も新たな気持ちで取り組みたいと思います。