ハザマ薬局に新人薬剤師として入社した山本 康平先生に入社1ヶ月経ってのインタビューをお伺いしました。
入社して1ヶ月経って
「日々勉強」の一言に尽きます。外来業務から在宅、施設業務まで勉強の毎日です。また施設ごとや患者さんごとの特別なルール等、覚えなければいけないことはまだまだたくさんあります。それに、薬や病態等の「薬学」に関する知識についても学生時代の自分が知らなかったことが多くあり、毎日が勉強の日々です。ただ、そのような中でも、やはり一人一人の患者さんを知ることや逆に患者さんに自分自身を知っていただくことが何よりも大切であると考えていますし、患者さんから信頼される薬剤師に1日でも早くなれるように努力していきたいと考えています。
薬局業務~1日の過ごし方
今は先輩薬剤師の方とともに施設に行き、医師の往診同行や、患者さんの元へ訪問をさせていただいています。薬局の中では外来業務、報告書作成、鑑査、他施設への配薬等を行っています。全ての業務が患者さんに安全に薬を飲んでいただくことと、薬効や副作用発現の確認といった薬を飲んだ後の管理につながっているということを実感しています。
こんな出来事があった
先日、施設の患者さんのところに訪問して、お話をしている最中に、その患者さんが水なしで薬を服用されてる姿を目にしました。そのとき、水なしでは薬が食道を通るときに食道の粘膜にくっついて食道炎等が起こる可能性について説明し、患者さんにもご理解いただけましたが、このように実際患者さんが薬を飲まれている姿を直接見る機会はあまりありません。したがって、どういう飲み方をする薬なのかということも含めて、より適切な服用指導が重要であることを今回の事例を通して学ばせていただきました。
周りの先輩はどんな人でしたか?
何もわからなかったときから先輩方には丁寧にご指導をしていただきました。また先輩方の真摯に患者さんに接されるその姿からたくさんのことを学ばせていただいています。私自身が日々やりがいを持って業務に取り組める理由の一つにそういった周りの先輩方の存在が大いにあることを実感しております。