2020年に向けて、アンチ・ドーピング活動も加速しています。
全国各地でイベントが開催され、スポーツ大会でのアンチ・ドーピングブースも増えてきました。そんな中、東京都薬剤師会の講習会で面白いお話を聞きました。
ホストタウンの事業を活用したアンチ・ドーピング活動です。
昨年10月に山形県の村山市でブルガリアの選手を安全に迎えるために、関係スタッフや一般市民が、アンチ・ドーピングの知識を身に着けることを目的にアンチ・ドーピングの講習会が開催されました。参加者は、ボランティア・体育館職員など約30名の参加だったそうです。市の講習会では参加人数が多いように感じます。それだけ、オリンピック・パラリンピックへの期待が高いということと思います。
東京オリンピック・パラリンピックに向けてまだまだホストタウンの募集はされています。
知らないだけで、すでに自分の住んでいる地域もホストタウンに登録されているかもしれません。
上記のように薬剤師会とホストタウン自治体との協力依頼もHPには掲載されています。
記事をお読みくださった方々の自治体ではどうでしょうか? ホストタウンに登録されていますか?
オリンピック・パラリンピックのボランティアを経験することができないかも、関わることができないかもと諦めている方はいませんか? 身近なところから選手をサポートする機会はたくさんあります。しかも、アンチ・ドーピングという責任の掛かる仕事です。スポーツファーマシストでなくても選手をドーピングから守ることはできます。
ホストタウンの登録状況は、首相官邸の政策会議から閲覧することができます。https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/hosttown_suisin/
メールアドレスを登録すると、内容を閲覧できます。
まだ、ホストタウン自治体としてアンチ・ドーピング活動を行っていない地域は、これを機に海外の選手を安全に迎えるサポートをしてみてはいかがでしょうか?