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スポーツファーマシスト学習記録

第33回「学生からみたスポーツファーマシスト」

こんにちは。スポーツファーマシストのシトロンです。

新緑も深まり、夏が近づいてきました。気候も暖かくなってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

今年はオリンピック・パラリンピックの年ですね。開催地がフランスのパリであることはご存知の方も多いと思います。

競技や選手への注目度もさることながら、個人的に注目しているのは競技会場です。

ヴェルサイユ宮殿やエッフェル塔のふもとにあるシャン・ド・マルス公園など、魅力的なロケーションが満載です。選手達の頑張りをさらに引き立ててくれる会場なのではないかと思っています。

 

オリンピックは7月26日〜8月11日、パラリンピックは8月28日〜9月8日の期間で行われます。皆さんも是非様々な魅力を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

 

それでは本題に移ります。

 

先日母校の卒業生講演会で在校生に向けてスポーツファーマシストについてお話しする機会がありました。

 

最初この話が来た時、これから就職活動が本格化する学生の方々にどのようなことを伝えればいいのか迷いました。ですが、今私がスポーツファーマシストとしてどのように活動しているか、自分自身の就職活動等をお伝えしてきました。

 

大勢の前に立って話すのはとても緊張して直前まで手が震えていましたが、たくさん準備したからこそ自分の伝えたいことはきちんとお話しできたのではないかと思います。

 

 

お話しの後、興味を持ってくれた学生の方から実際に質問をいただきました。

いくつか質問と私の回答を皆さんにシェアしようと思います。

 

Q スポーツファーマシスト資格を取得するのは大変ですか?

期間が限られているという面では大変だと思います。けれど、重要なポイントを理解していれば、そこまで難易度が高い試験ではないと思います。

 

Q 今一番楽しいと思う瞬間は?

アスリートの笑顔が見れた時です。選手の近くにいれるからこそ体感できる瞬間なのかなと感じています。

 

Q 大変だと思う時はどんな時ですか?

大変というより、責任感が大きい仕事なので常にプレッシャーは感じています。アスリートにとって選手生命にも関わる大事なことなので、いつ相談が来てもきちんと対応できるよう心がけています。

 

 

実際のところ薬剤師国家試験に合格してから取得する資格ではありますが、試験に合格した後どんな薬剤師になりたいかは人それぞれだと思います。

スポーツファーマシストになりたいと思ってくれたらもちろん嬉しいですが、そうでなくとも今回の話が少しでも役に立ってくれたらという思いで話しました。

 

 

この会には私の他に数名他の業種で活躍している卒業生の方も来ていました。

 

中には一緒に国家試験を乗り越えた同級生や後輩もいて、なんだかとても懐かしくなりました。発表までの待ち時間もお互い「頑張ろうね」と励ましあったりして、一緒の空間にいられたことがとても心強かったです。

そして彼らの活躍を聞いて私ももっと頑張らないと、と勇気をもらいました。

 

 

もちろんこの仕事はアスリートを支える立場ですが、まだスポーツファーマシストという存在がメジャーでないからこそ応援してもらえる存在でありたい。そのためには、たとえ困難でも目の前のことを一つずつやり切って、その姿を見ていてほしい。そして「スポーツファーマシストって大事な仕事だな」と感じてほしい。今回の経験を通じて強くそう思いました。

 

なんだか最後自分の決意表明になってしまいましたね。

 

今回の記事はここまでとなります。

 

緊張したけれど、終わってみると楽しかったという思いの方が強かったです。いつかもっと多くの人に自分の言葉が届くといいなと感じました。

 

それでは、またお会いしましょう。

以上シトロンでした。